鉄道の未来?

inxscamp

2010年10月06日 17:11

朝の冷え込みが増し、10月7日は地方祭。
祭りの準備が始まり、地域の皆さんと神輿の組み立てや御幣の飾り付けを。




昨日の朝、痛ましい踏切事故がおきてしまった。
三輪車に乗った2歳の幼い子供が、特急いしづちに時速100キロではねられて亡くなられた。

四国の鉄道はのどかな田園地帯を走り、電化も進んできているが、今もなおディーゼル車が走っている。
昨年だったか、菜の花を見ようと土手の上にジュニア達と登ると突然電車がやってきて驚いた事があった。
線路との境界はきちっと遮断されていないのだ。

近代社会において、新幹線を除いて鉄道はあまり進化していないように思う。
以前、ジュニアをアンパンマン列車に乗せた時の事。
一部の車両がその仕様になっているのだが、トイレが故障。
手を引いてずっと前の車両のトイレに行ったのだが、そこは汚物と異臭の巣。
ロシアの鉄道と変わらない。(ロシアでは息を止め、便座にお尻が当たらないよう両手を壁に当て腰を浮かせて用を足した。)
安全性とは別の問題かもしれないが、会社としての姿勢に未来を感じない。

ゴトゴトと蒸気で路面を走っていた昔とは違う。
線路は高架されるか完全に擁壁で囲われ、踏切というものは存在しない。
万一、線路上に人や物体があろうものなら赤外線センサーで自動的に停車する。
今の時代、それくらい進歩していてもおかしくないのではなかろうか?

鉄道事故の50%は踏切で起きている。
全国には遮断機も警報機も無い踏切が3500箇所もあるそうだ。
特に最近はガタンゴトンという音を嫌い、ロングレールが採用され、静かで列車が来てもわかりずらい。
過失についても、列車事故のほとんどが無くなった人の不注意とされる。
本当に全てそうなのか?

お年寄りが多く利用する電動車いす。
これが踏切の中央付近で動かなくなったら?
緊急停車ボタンは本人では押せない。

以前、全国を飛び回っていた頃、鉄道の時間の正確さがビジネスマンにはたまらなく、多く利用した。
「ただ今、人身事故により停車しております。復旧までしばらくお待ちください。」
人が亡くなっているのに、「しばらく」とは。

JR福知山線の事故はまだ記憶に新しい。
私の知人も鉄道事故で亡くなっている。

鉄道各社や国は、その対策を真剣に考えなければならないのでは。
くしくも民主党が高速道路無料化を掲げている以上、鉄道の未来は暗い。
そんな所に補助や予算が付くはずはない。

明日は、地方祭。
今夜は提灯行列がある。
この子も祭りの法被を着、お祭りを楽しみにしていたのではないだろうか。
未来がある子供達を大人達が守らなくて誰が守るのか。

亡くなられたお子様のご冥福をお祈りします。




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