VWアマロック

inxscamp

2009年12月03日 19:25



フォルクスワーゲンのアマロックという新型車。
来年から南米やヨーロッパ、アーストラリアで販売される。
生産国はアルゼンチンで、年明けから開催されるダカールラリーのスタッフカーとしてお披露目される予定だ。
イヌイットの言葉でアマロックは「狼」。
全長は5mを越え、全幅も1900mmとトヨタの海外専用販売車であるタンドラなどとほぼ同じスペック。
積載は1トンで、直噴2Lディーゼルターボエンジンが心臓部。
もちろんコモンレール付き。
トルクは40を超えるのでパワフルな走りを見せるだろう。
シングルキャブも後に控えている。



この種は、ピックアップと称されるが、実は国内では次々と姿を消している。

例えば、トヨタのハイラックス。



日産のダットラ。



マツダはプロシード。



など。
トヨタはハイラックスサーフまでも廃止となった。
現在国内で三菱だけが「トライトン」を販売している。



荷台にポンと汚れたり濡れた荷物をポンと放り込めるしバイクも積める。
薪などたくさん積める。
我が家でも昔、おやじがハイラックスを使っていた。
泥だらけの野菜を積んで収穫、さっと荷台を洗い流し今度はダンボールを積んで市場へ。
つまり、働く車だった。
その後、この手のクルマはファッションとしても愛された。
サーファー達はこぞってこのクルマ。

残念ながら、メーカーは「あまり売れない」という理由で販売中止に。
ではなぜ売れなくなったのだろう。
それは、クルマを移動するための道具から、移動する部屋を目指したからじゃないかな。
今はとにかく装備、内装重視だ。
もっとクルマの楽しみ方への目線を変えていかないと、どんどん若者達が離れていくだろう。

我々の時代は、まずクルマだった。
夜中にあても無くさまよい、気がつけば200キロも離れた場所で朝を迎えたり。
寝ている私は、布団ごとバンの荷台に載せられどこかへ連れていかれそうになった事も。
彼女とのデートは絶対ドライブ。
とっておきのルートで、とっておきの場所に案内したものだ。

今の若者達、まずは携帯電話。
これが無いと生きられない。
初任給からまず電話料金が消えていく訳だ。
ある意味かわいそうかも。

もどってアマロック。
日本で販売されるかどうかわからないが、ピックアップ市場へと乗り込んできて欲しい。
そして、日本のメーカーに火をつけてもらって。
ピックアップは中古車市場では貴重な車種。
高値で取引されている。

とにかく今欲しいクルマは、ピックアップとジムニーだ。


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